
コラム
静けさのなかから聞こえてくる魂の声
2025.08.03
・キャリアで成功したけど、このままでいいのかな?
・子育てが終わって自由になったけど、穴が空いたみたい
・心の声ってよく聞くけど、よくわからない
・感情のコントロールがうまくできない
心のなかが悩みでうめつくされた、そんなときでも、魂はあなたに話しかけています。
でも、なぜ、聞こえてこないのでしょうか?
耳から目から入ってくる情報に、反応する頭の声がさえぎっているからです。
現代人のほとんどは、頭の声で人生を選び、生きるように育てられています。
頭の声は、合理的で排他的、変化を好みません。
だから、頭の声から指針が出てくることはありません。
頭の声が大きいほど、直感的な選択はできなくなります。
どっちにいけば失敗しないか、損をしないか、そんな声ばかり聞こえてきます。
未来を見る力が必要です。
それが、魂の声なのです。
頭の声は大声、魂はささやき
人は、はじめから魂の道を生きているわけではありません。
頭の声の保守的で、習慣的な人生を生きていきます。
新しい自分を制限していたとしても、習慣の方にしがみつきます。
頭の声の厄介なところは、希望から考えるのではなく、恐れから考えることです。
ものごとを疑いから分析し、それに巻き込まれと、エネルギー体に停滞が生じます。
停滞が生じると、あなたの思考に新しい風を吹かせる魂の声は届かなくなります。
こんな時は、外に答えを探したくなりますが、心を鎮めることが先です。
それは、無になることではない。あなたの中に、余白を生むことです。
あなたの内側が静かになったときはじめて、魂の声に反応できるようになります。
そして、心と魂がしっかりつながると、あなたとあなたの魂の間のルートができます。
魂の声は、このルートをつたって聞こえてきます。
内側のルートに、意識を向け続ける誠実さ、耳をすまられる静けさを養ってください。
それが、本当の意味での自分を大切にするということ。
自分の魂に対する礼儀です。
魂の声は、直観で
人生の深い問い、人生の次のステップに進む転換期、生まれてきた意味。
そんな問いが、あなたの中にふと浮かぶことがありませんか?
その答えは、直観で知ることができます。
問いが深いほど、外に探しても納答えに出会うことはありません。
あなたの道を知っているのは、あなたの魂だけだからです。
高僧の教えであったとしても、ヒントにはなりますが、あなたの答えではありません。
だから人はみな、自分の大師にならなければならないのです。
あなたの魂の声なら、どんな壁をも乗り越える力になります。
それが、魂から得られる財産です。
人生にとって本当に大切なことは、情報だけで決められることではありません。
ものごとは、すでに目に見えない領域から起きています。
この真実を、魂の直観を通して認識できたとき、人生にパラダイムシフトが起きるでしょう。
その大転換は、あなたが静けさの中にある時に起こります。